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なぜ布団の中はダニに刺されやすい?|予防方法や繁殖しやすい条件を解説!

なぜ布団の中はダニに刺されやすい?|予防方法や繁殖しやすい条件を解説!

布団の中はダニに刺されやすいとよくいわれますが、理由をご存知でしょうか?ダニが増える条件を知ることで、ダニの繁殖を抑え、ダニ刺されを回避することにつながります。本記事では、ダニの退治法や予防法もご紹介しますので、布団のダニ対策にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

布団の中はダニに刺されやすい環境

布団の中はダニに刺されやすい環境

ダニは私たちが生活するさまざまな場所に生息していますが、特に人がダニに刺されやすい場所のひとつといわれているのが布団の中。その理由は、ダニにとって快適な環境となる条件が揃っているからです。

ダニが繁殖しやすい4条件


● 暖かい室温(20〜30℃)
● 高い湿度(65〜80%)
● 暗い場所
● ダニのエサが豊富な場所

布団の中は人の体温で暖かくなり、汗や湿気を吸収して湿度が高くなっています。また、布団内部は暗く、髪の毛や皮脂といったダニのエサも豊富です。このように、布団の中はダニが快適に過ごせる条件が揃っています。

人が布団で刺されやすいダニの種類と特徴

人が布団で刺されやすいダニの種類と特徴

家の中にはさまざまな種類のダニが生息しており、人を刺すダニと刺さないダニがいます。ここでは、布団の中で人を刺す可能性があるダニと、刺さなくても注意が必要なダニについて解説します。

ツメダニ

ツメダニは、他のダニの死骸をエサとするため吸血はしませんが、人と接触すると間違って皮膚を刺すことがあり、かゆみを与えるダニです。 かゆみは刺された瞬間には感じず、刺されてから約6〜7時間後に現れるといわれています。体長は約0.7〜0.8mmと小さいため、肉眼での確認は困難です。

イエダニ

イエダニはネズミに寄生して吸血し、寄生先のネズミが死ぬとターゲットを人に変更し、皮膚を刺すダニです。刺されると、かゆみとはれが数日程度続きます。体長は約0.5〜1.0mmで、肉眼でも確認可能です。

チリダニ

チリダニは人を刺さないダニですが、人を刺すダニのエサになります。また、死骸やフンがハウスダストの原因になるという意味で注意が必要です。
チリダニは、家に生息するダニの7割以上を占めるといわれ、人間のフケやあかをエサとしています。体長は約0.2〜0.4mmと小さいため、肉眼での確認は困難です。

布団でダニに刺されないためのポイント

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ダニに刺されないための対策は、大きく2つのアプローチに分けられます。

 

ダニを退治する

ダニに刺されないための一つ目のポイントは、布団に発生したダニを死滅させることです。ダニは約50℃で10分以上加熱すると死滅するといわれており、退治することで刺されるリスクを減らせます。

 

ダニが繁殖しにくい環境をキープする

ダニ刺されを回避するための二つ目のポイントは、ダニにとって快適な環境をなくし、ダニの発生を抑えることです。
ダニの完全排除は簡単ではありません。天日干し程度の温度ではダニの死滅に至らず、掃除機をかけたり洗濯したりしても、カギ状の爪でしがみついてなかなか離れないのが難点です。
そこで、暖かい室温や高い湿度、豊富なエサといったダニが増える条件を満たさないようにし、ダニの発生を防ぐことが重要です。発生を抑制することで、ダニ刺されのリスクを回避しましょう。

ダニ刺されを防ごう!布団のダニ退治&予防方法

ダニ刺されを防ごう!布団のダニ退治&予防方法

布団の中でダニに刺されないためには、退治と予防を組み合わせた対策が必要です。下記の方法を実践し、ダニ刺されを回避しましょう。

 

【ダニの退治方法】布団乾燥機を使う

布団乾燥機は、ダニを退治しダニ刺されを防ぐ方法として有効です。天日干しするよりも布団が高温になり、ダニを死滅させるのに役立ちます。 敷布団と掛け布団の間に布団乾燥機のノズルを入れ、温風をできるだけ逃さないようにして運転します。ダニ専用モードがあれば活用しましょう。 ダニをある程度死滅させれば刺されるリスクは減りますが、ダニの死骸をそのままにしておくとハウスダストの原因となるため、使用後は必ず掃除機をかけましょう。

【ダニの予防方法@】天日干しで布団を乾燥させる

天日干しはダニ退治としては不十分ですが、布団で刺されないための予防として効果的です。 天日干しすることで布団が乾燥して湿気が少なくなり、ダニにとって快適ではない環境になります。特に、湿気が多い季節は布団の中もじめじめしやすいため、晴れ間を狙って積極的に天日干ししましょう。

【ダニの予防方法A】掃除機で死骸やエサを吸引する

掃除機も布団のダニ退治としては物足りないですが、ダニの発生を抑えてダニに刺されないようにする予防策としてはおすすめの方法です。 チリダニの死骸を除去すると、人を刺すツメダニのエサがなくなり、刺されるリスクを抑えられます。髪の毛やフケを掃除機で吸引して布団が清潔になると、チリダニのエサが減って繁殖を抑えられるでしょう。

【ダニの予防方法B】ダニのエサとなるチリダニを捕獲する

チリダニを捕獲することは、ダニに刺されないための予防方法になります。チリダニは人を刺さないダニですが、人を刺すツメダニのエサとなるため、捕獲して数を減らすとツメダニの繁殖を抑えることにつながります。 布団のチリダニを手軽に捕獲したい場合は、便利グッズを使ってみましょう。

まとめ:布団とお手入れ方法を見直してダニ刺されを回避しよう

〈ダニトリーゼ™〉は、「とにかくダニが捕れる」と口コミでも評判のチリダニ捕獲シートです。誘引香料でダニをおびき寄せ、5層構造のダニ捕獲シートでダニを効果的に粘着捕獲します。これにより、1枚で最大392,832匹※のチリダニを捕獲可能。死骸やフンもしっかりと絡め取ります。 また、誘引剤には食品添加物が使われており、化学性防虫・殺虫成分は不使用である点も特長です。子供部屋のベッドやペットのいるリビングのソファでも、安心してお使いいただけます。 さらに、布団や枕の下に挟むだけで使える手軽さも魅力のひとつです。これまで、なかなかダニ対策を続けられなかった方にもおすすめです。
※ダニ捕獲数の測定機関:株式会社ビオスタ(インテリアファブリックス性能評価協議会指定の試験機関)
※ダニ捕獲数は使用環境により効果は異なります。

【ダニの予防方法C】シーツやカバー類を定期的に洗濯する

シーツやカバーを定期的に洗濯して清潔にすると、ダニのエサが取り除かれ、ダニの繁殖を抑えることにつながります。 洗濯だけで生きているダニを退治するのは困難ですが、布団を清潔に保つことでダニにとって快適な環境ではなくなるため、予防として有効です。

【ダニの予防方法D】部屋をこまめに換気する

「多湿」はダニが好む条件のひとつなので、部屋のこまめな換気はダニの発生予防に有効で、ダニ刺され対策につながります。 特に注意して換気を行いたいのが、布団乾燥機を使っているタイミングです。布団乾燥機を稼働させると、部屋に水分が拡散します。室内の湿度が高いまま布団乾燥機を使っても布団が十分に乾燥しない可能性があるので、しっかりと換気を行いましょう。 なお、天気や住宅の事情で窓を開けっぱなしにするのが難しい場合は、エアコンのドライ機能を活用するのがおすすめです。

【ダニの予防方法E】使わない布団は防ダニ機能つき収納袋で保管する

来客用布団や季節ものの布団など、長期間使わない布団があれば防ダニ機能付きの収納袋に保管し、ダニの繁殖やダニ刺されを回避しましょう。 長期間使わない布団をむき出しの状態で押し入れに放置すると、湿気や押し入れの暗さ、髪の毛などのエサが豊富といった、ダニにとって快適な環境にさらすことになります。 防ダニ効果に優れた収納袋を使うと、ダニの発生予防になり、布団を使うときにダニ刺されのリスクを回避できるでしょう。

まとめ:布団とお手入れ方法を見直してダニ刺されを回避しよう

機能的な収納袋としておすすめしたいのが、「防ダニ・抗菌防臭/来客用布団が一式入る収納袋」です。 内側の生地は防ダニ・抗菌防臭機能※付き。湿気センサーが湿気を感知し、色の変化によって換気のタイミングをお知らせします。布団の定期的な換気をつい忘れてしまうという方にぴったりです。 また、フィルム窓付きで袋を開けなくても中身がわかり、左右どちらからでも開閉できるダブルファスナー仕様となっているなど、収納袋としての機能性が高い点も魅力です。 ダニ対策ができる長期保管用の布団収納袋をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
※全ての菌や臭気に効果があるわけではありません。

まとめ:布団とお手入れ方法を見直してダニ刺されを回避しよう

まとめ:布団とお手入れ方法を見直してダニ刺されを回避しよう

ダニは一定の条件が揃うと布団の中で簡単に増えてしまいますが、退治と予防を組み合わせて対策することで、ダニ刺されのリスクを軽減できます。今回の内容を踏まえ、今使っている布団や寝具を見直し、ダニが嫌う清潔な環境をキープしてダニ刺されを防ぎましょう。

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