【室内向け】夏の暑さ対策をご紹介!| アイテムを活用して猛暑でも快適な暮らしを叶えよう
気温が高い夏は、屋外だけでなく室内での暑さ対策も必要ですが、効果的な方法をご存知でしょうか?本記事では夏の暑さ対策として、すぐに試せる方法や便利アイテムを使う方法、習慣化したい方法をご紹介します。猛暑でも快適に過ごせる方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
熱中症は家の中でも起こる!室内の夏の暑さ対策が欠かせない理由
熱中症は日差しが強い夏の屋外で発生するものと思われがちですが、室内でも熱中症になる可能性は十分にあります。
熱中症は、暑くて風通しが悪いなどの環境要因や、体調不良などの身体要因、水分補給をしないなどの行動要因が揃うと起こりやすいといわれており、発生は屋外に限定されません。そのため、夏の暑さ対策は屋外だけでなく室内でも徹底する必要があります。
夏の暑さ対策の基本となる5つの考え方
具体的な夏の暑さ対策の方法や工夫の仕方について知る前に、暑さ対策の基本となる考え方を押さえておきましょう。下記の5つの考え方を知っておくと、個々の暑さ対策がなぜ必要なのかについて理解が深まり、スムーズに実践できます。
日差しを遮る
夏に室内が高温になる原因のひとつが、直射日光です。太陽光による熱エネルギーの多くは窓から侵入し、室内の温度を上げて冷房の効きを悪くします。つまり、窓周りの日差しを遮ることで、効果的な夏の暑さ対策が期待できます。
空気を循環させる
室内の空気循環も、夏の暑さ対策の基本として重要です。空気を循環させることで一か所に熱がこもるのを防ぎ、同じ室内での温度差が小さくなります。温度のむらが少なくなることで冷房の効きがよくなり、快適な環境になるだけでなく節電にも有効です。
気化熱を利用する
液体は気体になるときに周囲の熱を奪って蒸発しますが、このときに吸収される熱のことを「気化熱」といいます。
例えば、入浴後に体に水がついていると寒くなるのは気化熱が原因です。この仕組みを効果的に活用すると室内の温度が下がり、夏の暑さ対策につながります。
体を冷やす
体を直接冷やして体温調節するのも、夏の暑さ対策のひとつです。遮光や空気循環といった、室内の環境を変えるタイプの暑さ対策と併用すると、より涼しく感じられるでしょう。
エアコンの冷房効率を高める
エアコンの冷房効率が高まると冷房の効きがよくなり、室内の効果的な暑さ対策につながります。夏の電気代の節約にも役立つため、冷房を安心して使えるようになるでしょう。
室内の暑さ対策|今すぐできる方法
ここからは、室内の具体的な暑さ対策をご紹介します。特別な道具を揃える必要がなく、普段の暮らしの中で続けやすい暑さ対策ばかりなので、早速今日から試してみましょう。
換気で熱を逃す
外から帰ってきたら、まずは部屋を換気して室内の熱を逃がしましょう。締め切った真夏の部屋は熱がこもりやすく、そのままエアコンをつけてもなかなか涼しくなりません。
換気をすることで余分な熱が逃げていき、冷房の効きがよくなるため節電にもつながるでしょう。
暑さ対策としての換気のコツは、空気の通り道を作ることです。部屋の二か所の窓を開けると空気が流れ、室内にこもった熱が逃げやすくなります。
打ち水をする
すぐできる簡単な暑さ対策として、玄関先やベランダで打ち水をする方法もあります。打ち水は気化熱を利用した暑さ対策のひとつで、水が空気や地面の熱を奪って蒸発することで涼しく感じる仕組みです。
玄関先やベランダで打ち水をすると、建物周辺に溜まった熱が逃げ、室温を下げる効果を期待できます。昔は柄杓や桶を使っていましたが、ペットボトルやじょうろでも代用可能です。
効果的に打ち水を行うコツは、実施する時間帯を選ぶことです。日中は暑さで水がすぐに蒸発してしまうため、比較的気温が低い朝方や夕方に行うとよいでしょう。
なお、打ち水をするときは、水が歩行者や隣の車にかからないように十分注意しましょう。また、道に打ち水をすると、濡れたマンホールの蓋で通行者やバイクなどが滑る可能性があります。滑りやすい場所は避け、なるべく自宅敷地内で打ち水をしましょう。
室外機の周りにあるものを取り除く
エアコンの室外機の排気口付近に物があると排熱の妨げになり、熱がこもって冷房効率に悪影響を及ぼす可能性があります。室外機の周辺を片付けてスッキリさせるとスムーズに排熱できるようになり、冷房の効きがよくなることから効果的な暑さ対策につながるでしょう。
排気口周辺に鉢植えやガーデンチェアがあれば、位置を調整しましょう。また、機器全体を覆う室外機カバーをつけている場合は、真夏の間だけでも取り外すのがおすすめです。
室内の暑さ対策|便利アイテムを使う方法
続いて、室内の暑さ対策として便利アイテムを活用する方法をご紹介します。室温を下げるのに役立つアイテムや涼しく感じるアイテムなどをご紹介するので、自分の暮らしに合うものを取り入れて効果的に暑さ対策を行いましょう。
サーキュレーターで空気を循環させる
エアコンの稼働中にサーキュレーターを活用すると、室内の空気が循環して快適な温度になるだけでなく、節電効果も期待できるでしょう。
そもそも空気には、冷たい空気は下へ、暖かい空気は上へ移動する性質があるため、エアコンを使っていると室内に温度のむらができます。冷房が室内の上の方の暖かい空気を吸い込むと、必要以上に温度を下げるように働き余計な電気を使ってしまいます。
サーキュレーターで空気を循環させながらエアコンを使用すると、室内の温度がバランスよく保たれて節電につながります。
サーキュレーターを活用するときのコツは、エアコンの対角線上に置くことです。下に溜まった冷たい空気を拡散し、エアコンの送風口に送りましょう。
すだれやカーテンで日差しを遮る
すだれやカーテンは窓から侵入する日差しや熱を防ぐため、室内の暑さ対策として有効です。建物に入ってくる熱が少なくなると暑さが軽減されて快適になり、エアコンの効きがよくなる可能性があります。カーテンは室内用ですが、すだれは屋外と室内のどちらでも使用可能です。
猛暑日に効果的な暑さ対策をしたいなら、すだれを窓の外に設置しましょう。窓全体を覆うことで室内が直射日光の影響を受けにくくなり、室内にすだれを設置するよりも涼しく感じられる可能性があります。
冷房効率をアップさせ室内にマッチする遮熱すだれ
暑さ対策に役立つおしゃれなすだれをお探しなら、こちらの遮熱すだれはいかがでしょうか?
遮熱性やUVカット率を高めるアルミを練り込んでおり、中空構造のパイプが空気層を作ることで、高い遮熱性と断熱性を期待できます。温度上昇を防いで快適な室内を保ち、畳や家具の日焼けや色あせを防ぐのに有効です。
また、独特な光沢のある素材と2種類のパイプ配置により、高級感のあるデザインに仕上がっています。シンプルかつモダンなデザインなのでどんなインテリアにも合わせやすく、おしゃれで快適な暮らしを目指す方にぴったりです。
好みの色を選んで夏のコーディネートを楽しみましょう。
冷感グッズを使う
夏になると登場する冷感グッズには、屋外で使うものだけでなく、ふとんに敷く冷感マットやリビングに設置する冷感ラグといった室内用アイテムもあり、上手に活用することで暑さ対策に有効です。
冷感グッズは、暑くてやる気が起きない昼間や寝苦しい夜の睡眠を改善するのに役立つでしょう。また、涼しく感じることでエアコンの設定温度を必要以上に下げる必要がなくなり、節電にもつながります。
夏用入浴剤を活用する
メントールが配合された夏用入浴剤は、夏の暑さ対策や疲れの解消におすすめです。夏用入浴剤は爽快感や清涼感があるものが多く、入浴後にさっぱりと涼しく感じられるでしょう。また、湯船に浸かることで血行が促進され、夏の暑さによる疲れの解消に役立ちます。
夏用入浴剤を選ぶときのコツは、清涼感の程度に注目することです。クール感が強いタイプから清涼感が穏やかなタイプまであるので、その日の気温や好みで選んでみましょう。
体温を下げる夏野菜を食べる
室内での暑さ対策には「食べる」というアプローチの仕方もあり、キュウリやナス、トマトなどの夏野菜は体温を下げるのに有効です。
夏野菜には、カリウムやマグネシウムなどのミネラルが多く含まれており、適度に取り入れることで体内の余分な熱を排出し、体温を下げてくれます。旬の野菜には栄養も豊富に含まれているため、夏の献立に意識して取り入れてみましょう。
室内の暑さ対策|習慣化したい方法
最後にご紹介するのは、習慣化したい夏の暑さ対策です。普段から習慣として行うことで、意識せずとも自然と効果的な夏の暑さ対策につながります。簡単な方法ばかりなので、ぜひ暮らしに取り入れてみましょう。
エアコンフィルターを定期的に掃除する
エアコンフィルターの掃除は、冷房効率をアップさせるという意味で夏の暑さ対策に有効です。ホコリやゴミが詰まっていると、空気の通り道が塞がれてエアコンの効きが悪くなります。
定期的にフィルターを掃除することで目詰まりしにくくなり、エアコンの運転効率がよくなって節電にも役立つでしょう。
通気性や速乾性に優れた衣類を着る
夏は通気性や速乾性に優れた衣類を意識して選ぶようにすると、暑さ対策につながります。体は汗をかくことで体温の上昇を防ごうとするため、通気性や速乾性の高い衣類を着ると、汗の蒸発や体温の放出をサポートできるでしょう。
また、通気性や速乾性に優れた衣類は、着心地や触り心地の快適さという意味でもおすすめです。汗をかいてもすぐ乾く衣類を着ていれば、湿度が高くなりがちな夏の室内でも過ごしやすくなります。
夏の室内で衣類を涼しく着るコツは、襟元を開けたり裾を出したりして、胴体部分の風通しをよくすることです。胴体部分は手足に比べて熱がこもりやすいため、熱を逃がすような着こなしをすると夏の室内で快適に過ごせるでしょう。
まとめ:夏の室内の暑さ対策を徹底して快適に過ごそう
夏の暑さ対策というと屋外に注目が集まりがちですが、熱中症が住居でも起こっていることを考えると、室内での暑さ対策も怠るべきではありません。
今回ご紹介した暑さ対策の方法やコツの中から、自分に合ったやり方を選んで実践し、夏でも快適に過ごせる室内にしましょう。