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衣類の正しい保管方法は?長期間清潔に保管するための注意点も解説!

どれだけお気に入りの衣類であっても、オフシーズンになれば長期間収納・保管することになります。そんなときに気になるのが、衣類のシミや臭い、カビ、虫食いです。

この記事では、大切な衣類を清潔に保ち守る方法を、収納時の注意点や具体策とともに詳しく解説します。

知らない人が多い?シミや臭い、カビ、虫食いの原因を生む衣類保管のNG行動

衣類は保管方法を誤るとシミや臭い、カビ、虫食いが発生します。こうした被害を防ぐためには、それらの原因を押さえて正しく衣類を保管することが大切です

衣類保管のNG行動@クリーニングせずに収納・保管する

衣類保管のNG行動@ クリーニングせずに収納・保管する

衣類のシミや臭いの原因は、衣類に残った皮脂や汚れであると言われています。
衣類を洗濯やクリーニングをせずに保管すると、皮脂や汚れが次のシーズンまで残り衣類のダメージにつながってしまいます。

大切な衣類であればあるほど、洗濯やクリーニングによって傷むことをおそれ、洗濯やクリーニングをせずにそのまま収納してしまうことがあるかもしれません。しかし、一見して汚れが付いていない衣類であっても、実は皮脂などの汚れが付いていることが多いのです。

そして皮脂は、夏場だけでなく秋や冬にも衣服に付着し残ります。夏場は汗をかくため洗濯する機会も多くなります。一方で秋や冬はあまり汗をかかないことから、つい「これくらいなら大丈夫」「洗濯するとかえって生地が傷むから」と、そのまま収納してしまうケースがあります。

そのまま収納すると、衣類に皮脂が付いていた場合、その汚れが生地に少しずつ浸透し、保管している間にシミや臭いの元となってしまうのです。

衣類保管のNG行動Aクリーニング後にそのまま保管する

衣類保管のNG行動A クリーニング後にそのまま保管する

クリーニングから返却されるときに衣類が入れられているビニールカバーを付けたまま保管することも、衣類のカビや虫食い発生の原因となるNG行動のひとつであると言われています。

確かにクリーニング後の衣類は清潔な状態です。しかし、クリーニングのビニールカバーには通気性がないため、ビニールの内側で湿気が溜まりやすくなります。湿気が溜まると衣類にカビや虫食いが発生する原因となるのです。
クリーニングから返却された衣類は、ビニールカバーの中でそのまま保管するのではなく、ビニールカバーから出すか、専用の洋服カバーに入れ替えましょう。

衣類を清潔に保管するために押さえるべき注意点

衣類を清潔に保管するために押さるべき注意点

衣類を清潔に保つには、こうしたNG行動を避け、適切な保管方法を押さえておく必要があります。
保管の際の注意点としては主に以下の二つがあるとされています。
@衣類の汚れをしっかり落とす
A衣類にあった方法で保管する

保管時の注意点@衣類の汚れをしっかり落とす

保管時の注意点@ 衣類の汚れをしっかり落とす

一つ目の注意点は、衣類の汚れをしっかり落としてから保管することです。
衣類の汚れを落とさずに長期間保管した場合、その汚れがシミや臭いの原因となるとされています。これは目で見える汚れだけでなく、見た目では確認しにくい皮脂などの汚れも当てはまります。衣類を保管する際には「目に見える汚れを落とす」だけでなく、「目に見えない(皮脂などの)汚れを落とす」必要があるのです。

目に見えない汚れを落とすには、クリーニングを利用することが最も効果的です。自宅での洗濯と比べると少し手間はかかりますが、汚れを落としきらないまま長期保管した結果衣類が傷んで着られなくなってしまうことを考えると、クリーニングを活用することが望ましいでしょう。手間を惜しまずにケアを行うことが、大切な衣類を守るポイントです。

保管時の注意点A衣類に合った方法で保管する

保管時の注意点A 衣類に合った方法で保管する

二つ目のポイントは、衣類に合った方法で保管することです。
クリーニングで清潔になった衣類でも、通気性の悪いビニールカバーに入れたまま保管すると、カビや虫食いの原因となると言われています。そのため、保管の際には必ずビニールカバーを外すよう注意が必要です。なお、すべてのカバーが問題というわけではなく、通気性のある長期保管に適したカバーを選ぶことでカビや虫食いを抑えることが可能です。

自宅で洗濯する場合は、他にも「洗濯表示を確認する」「洗濯後は完全に乾燥させる」「アイロンをかけてシワを伸ばす」といった基本的なことも重要です。これらをおろそかにするとカビやシワ、傷みにつながります。

衣類を守るためには、クローゼットやタンスの環境対策も不可欠

衣類を守るためには、クローゼットやタンスの環境対策も不可欠

ここまで、シミや臭い、カビ、虫食いの原因と、保管時の注意点についてご紹介しました。ここからは、大切な衣類を守るためにできる具体的な対策方法3選をご紹介します。

衣類を守るための対策@洋服カバーを使用する

衣類のカビや虫食いの原因のひとつとして「クリーニング返却時のビニールカバーを付けたままで保管すること」をご紹介しましたが、カバーそのものがNGという訳ではありません。衣類を保護するための専用の洋服カバーを使用することで、大切な衣類をシミや臭い、カビ、虫食いから守ることができます。

一口に「洋服カバー」といってもさまざまな種類のものがあります。たとえば、1枚ずつ衣類に被せるタイプのものや、複数まとめて収納するタイプのものなどです。また、機能面では高い通気性が特長のものや、高機能フィルターでホコリやカビから衣類を守るものなどがあります。衣類や用途に合わせて選ぶようにしましょう。

洋服カバー 商品のご紹介

まとめて収納できる洋服カバー

季節ものの衣類を長期で保管する際は、「まとめて収納できる洋服カバー」がおすすめです。おしゃれなキルティング調の生地には、消臭・抗菌機能が長時間続く機能性不織布を使用しています。収納した洋服が確認できるフィルム窓や、防虫剤を入れる内側ポケットが付いており、使い勝手がいいことも特長のひとつです。スーツ用とコート用からお選びいただくことができます。

まとめて収納できる洋服カバー
高機能フィルターで守る洋服カバー

小さな収納スペースを活用したいという場合は、「高機能フィルターで守る洋服カバー」がおすすめです。フィルター効果の高い極細繊維層を含んだ3層の不織布を使用した洋服カバーが、花粉や小さなほこり対策に効果を発揮します。大きく開くサイドファスナー式で出し入れしやすいため、長期間の保管だけでなく日常使いの衣類の収納にも活用できます。

高機能フィルターで守る洋服カバー
マチ付き防虫洋服カバー

手軽にご利用いただけるのは、ピレスロイド系の防虫剤を使用した「マチ付き防虫洋服カバー」です。マチ付きで衣類の出し入れも簡単。コンパクトに収納できるようマチ巾を狭くしています。
抗菌・防カビ加工を施しているため、大切な衣類を安心して収納できます。背面には通気性のある不織布を使用しているため、むれにくく衣類の湿気を外へ逃がします。

マチ付き防虫洋服カバー

衣類を守るための対策A定期的に換気を行い、高温多湿に注意する

衣類を守るための対策は、クローゼット内の環境対策によっても可能です。

湿気も、シミや臭い、カビ、虫食いなどの衣類ダメージの原因のひとつと言われています。長期にわたって保管する際にはクローゼットやタンス内の湿気対策も不可欠です。
クローゼット内は一般的に風通しが悪く、湿気が溜まりやすいため、実は衣類にとって良い環境とはいえません。そこで効果を発揮するのが除湿剤や乾燥剤です。衣類と併せてクローゼット内に置くことで、湿気やカビの発生を防止し衣類を傷みから守ることができます。

衣類を守るための対策B防虫シートを使用する

クローゼット内の湿気対策と併せて行いたいのが防虫対策です。衣類の保管時には湿気によるシミや臭いだけでなく、虫食いによる衣類の傷みにも注意が必要です。

防虫シートは虫食いによる衣類の傷みの防止に役立つアイテムです。
防虫シートは防虫効果のある薬剤のシートで、密閉性のある空間ほど効果を発揮するため、衣類をまとめて収納する場合も高い効果が期待できます。防虫シートは成分や置き場所、効果の持続期間などに合わせて選ぶことができるので、こちらも衣類の種類や用途に合わせて選ぶとよいでしょう。

大切な衣類を清潔に保つために

以上、大切な衣類を守るための注意点やおすすめアイテムをご紹介しました。衣類を長く使うためには衣類そのものだけでなくクローゼットやたんすの環境づくりも不可欠だということを知っていただけたでしょうか。ダメージの元となる原因だけでなく、その防止策や解決策を知ることが、衣類ケアの第一歩といえるでしょう。

クラレトレーディング公式オンラインストアでは、大切な衣類を守るための高機能な商品を取り扱っています。ぜひご覧ください!

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